
「お金の教養シリーズ」基礎知識編 ~資産運用初心者向けガイド~
「家計改善のさしすせそ」についてのコラムはお読みいただけましたでしょうか?
そのうち今回のコラムは「す」「せ」の少しずつ積極的に運用していく部分を具体的にみていきましょう。
個人がお金を運用する方法には、主に以下のようなものがあります。
- 株式
- 債券
- 外貨建て金融商品
- 商品(金や原油など)
- 不動産
- 預貯金
多くの人にとって投資と聞いて真っ先に思い浮かぶのが株式でしょう。
しかし100年に一度の金融危機による、世界同時株安は株式投資している人の多くが2~3割の損失、中には資産が半分程度になってしまった人もいた未曾有の事態でした。
それにより、やはり投資は危険(リスク)だと思ってしまった人も多かったようです。
もちろんリスクに対する考え方や、リスクをどれくらい取ってよいかは各家庭によって異なります。
そしてお金を貯める目的や、投資にまわせる金額も一人ひとり違います。
しかし家計改善ではリスクを切り離すことはできません。
リスクに向き合いたくない人は、上記の「さ」「し」、いわゆる仕事を頑張って節約するしかなく、選択肢が限られてしまうこと自体が今後は大きなリスクとなり得ます。
リスクと上手に賢く向き合っていくために、少しずつ上記の(1)~(6)の運用方法の基本的な特性をご紹介します。
今回は(1)株式と(2)債券の仕組みについて整理してみましょう。
株式って何? 債券って何?
そもそも株式とか債券とは何でしょうか?
例えばあなたがお花屋さんの経営者だったとします。
独自のアレンジメントが人気でお店は大繁盛しています。
ここは二店舗目を出す絶好のチャンスです。しかし手元にはそんなにお金はありません。
このような時、出店費用を捻出する方法には以下のようなものがあげられます。
- 投資家から出資を受ける
- 投資家から借金をする
- 銀行などの金融機関から借金をする
上記の(1)のように投資家がある企業に出資をすると、株主となります。
株主になると株主総会での議決権が与えられたり、出資した企業が利益を出せば配当金などの利益分配を受けることもあります。
投資家に対して出資したことを証明するために発行する証券が株式というわけです。
上記の(2)のようにお金を貸してくれた投資家に、返済条件を示した証券が債券です。
企業がお金を借りて発行すると社債、国がお金を借りて発行するのが国債と呼ばれています。
債券の発行時に額面価格、償還日、利率、利息支払日などの条件を決め、投資家は債券を保有している間は利息を受け取り、償還時に保有していれば額面の償還を受けることができます。
投資は自己責任
株式も債券も証券といわれ、特別な定めがない限り、その証券が持つ権利を原則として自由に売買することができます。
自由に売買することができるということは、日々価格が変動することを意味します。
そして株式や債券を購入することで、配当金や利息収入を期待する以外に、転売することで売買差益を期待することが、株式投資や債券投資ということになります。
上記(3)の銀行融資では返済を受ける権利を銀行が保有しているのに対して、債券の場合はこのように売買されて保有者が変わることもあるのです。
株も債券も売買される
必ず増やせるお金の運用方法などは存在しません。
明日の株価や金利などは誰にもわからないのですから。
だからどこにお金を預けるかは、自分自身の判断と責任に基づいて行われます。
その為、様々なリスクに対して賢く向き合うには経済に興味を持ち、景気や市場の方向性を自分なりに考える習慣が少しずつでも身についてくることが大事だと思います。
我々4人組も、その為の情報は最大限みなさまに提供していきたいと考えています。
そうそう「さしすせそ」の「そ」にあるように自分ひとりで考える必要はありませんよ。
我々はリスクを抑えながら一定の利回りを確保するという考え方に基づき、リスク軽減の手法を提案しています。
そういったアドバイザーに相談するという選択肢もありますから。
新宿ライフプランナーセンター第3支社 ライフプランナー 齋藤 直哉
TEL:03-5358-1703
SL09-349-161